岩石と地層の探求フィールドワーク!秋川渓谷で地質学者体験




- 開催日時&残席状況
(◯:あきあり △:あとわずか ✕:満席) 05月03日(土) 10:00-15:00 (○)
- 開催場所
秋川流域で地球のダイナミックな歴史を感じられるフィールドと、研究拠点としての戸倉しろやまテラス「ジオ室」
地球の歴史とロマンを感じる岩石標作り本体験のアドバンスドバージョン、岩石と地層にこだわった地質学者体験です!
体験の舞台は東京都あきる野市の秋川渓谷。JR武蔵五日市駅周辺にある自然豊かな奥多摩の玄関口のエリアです。秋川渓谷は、地球の歴史を体感できる地層や岩石の宝庫です。今回は、野外でスケールの大きな「フィールドワーク」と、室内でマイクロスコープと実体顕微鏡を用いた「研究・観察」の二本立てで地質学者体験を行います!
マクロとミクロの両方の視点で、岩石と地層を通して地球を探求するスケールの大きな地質学者体験に、ぜひ親子でご参加ください。
秋川渓谷の地層や岩石を巡るスケールの大きなフィールドワーク体験!
今回は地質学者体験ということで、地層や岩石をテーマに、地球の歴史について探求できるプログラムになります。前半はフィールドワーク体験として、秋川渓谷にある断層や滝などの大地の遺産を巡り、岩石や火山灰のサンプル採取をします。
日本列島には複数の地層帯があり、秋川周辺はこの地層が重なるエリアになります。そのため、秋川渓谷にははっきりと断層が確認できるポイントがあり、地質学者体験に絶好のフィールドです。
▼四万十帯と秩父帯が衝突している断層の様子も観察します
フィールドワーク体験では、この断層を見学したり、それぞれの地層を構成する岩石や火山灰などを自分の目や手で調べてみます。目的地は、渓谷を進んだ先にある「刈寄滝」です。刈寄滝は水流も多く、別プログラムの探求学習&アドベンチャー体験では滝遊びを楽しむフィールドですが、地質学的な面白さもある滝なので、先生の解説を聞きながら、フィールドワークをします。
▼フィールドワークの目的地である刈寄滝
また、フィールドワークの途中で立ち寄った沢沿いの地層で粘土採取を行います。この粘土を下館会館に持ち帰り、泥と火山灰に分離する「椀がけ」を行います。そして、ここまでのフィールドワークで採取した数々の地質学的なサンプルと合わせて、いよいよ「リサーチ体験」に移ります。
▼チャートや石灰岩、火山灰などのサンプルを採取予定です
採取した岩石や火山灰をミクロに研究・観察するリサーチ体験!
フィールドワークで岩石や火山灰のサンプルを採取したので、次はマクロからミクロの世界へ向かいます。午後はベースキャンプの下宿会館から、「戸倉しろやまテラス」のジオ情報室に移動します。
先生が用意してくれるマイクロスコープ(電子顕微鏡)や実体顕微鏡で、自分で採取したサンプルを拡大して見てみましょう。岩石標本体験に参加された方は、自分が収集して完成させた岩石標本を観察してみても面白いかもしれません。
フィールドワークでのスケールの大きな外見上の違いではなく、肉眼では見えないようなミクロの世界にも、地質的な特徴がたくさん見つかります。自分で採取したサンプルを、先生の解説を聞きながら、調査・観察して探求を深めていきましょう。
▼マイクロスコープで拡大した岩石の映像をPCモニターで確認している様子
▼マイクロスコープで確認できる火山灰の拡大映像
地元で環境活動を展開するチームが準備する安心体制!
今回の体験の先生は、一般社団法人フォースウエルネスの経験豊富な皆さんです。ギフテ!では秋川流域の探求系や農業系の魅力的な企画を数多く開催してくれています。
秋川流域に眠る大地の遺産のガイドツアーなども行っており、経験豊富な講師が多く在籍しています。中には自然科学系のテレビ番組の企画・監修を手掛ける方もいて、まさに自然探究学習のプロフェッショナル集団です。
▼リバークリーンナップ活動の様子
今回のメイン講師は田野倉先生です。人工衛星のプロジェクトなどにも携わられた元エンジニアで、現在は豊富な科学知識をベースに、秋川流域の大地の遺産を伝える活動を精力的に行われています。またその他にも経験豊富なメンバーがサポートに入り、安心の体制を整えています。
体験のベースキャンプは、奥多摩の玄関口とも言える「武蔵五日市駅」から近い、地元自治会所有の「下宿会館」です。新しく清潔な建物で、お手洗いや水道、駐車場も完備されています。電車+バスでも車でも、都心からもアクセスしやすい場所になります。
ここを集合場所と、お昼の休憩場所として活用し、体験前後の休憩なども含めて、余裕を持った時間を過ごしてもらえるように準備をします。フィールドワークに入る渓谷コースの入り口にも近いので、急なスコールなどにも対応しやすく安全なベースキャンプとなります。
▼下宿会館の中の懇親スペースでお話しもゆっくりできます
また、午後のリサーチ体験は、「戸倉しろやまテラス」で行います。施設にある「ジオ(地球)情報室」には地域の貴重な地学の情報も展示されています。また、施設内には電子顕微鏡などの設備が整っているので、しっかりと地質学者体験をしていきます。
▼様々な展示物も充実しているので、地質学者体験が更に充実します
マクロとミクロの両方の視点で、地層と岩石を通して地球を探求するスケールの大きな地質学者体験に、ぜひ親子でご参加ください。
- 先生プロフィール
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■田野倉 勝則 先生 秋川流域ジオの会メンバー。 現役の頃は、人工衛星のプロジェクトにも関わり、技術大国日本を支えたエンジニア。 現在は、豊富な科学知識と経験を強みに、地域貢献活動として、畑仕事からスポーツ、地域の自然までを楽しく伝える活動を精力的に展開中。地元の活動家からも「一度聴いたら忘れない、心に残る話をされる地域の宝のような先生」と評判。 ■参加人数に応じて一般社団法人FOURTH WELLNESSの経験豊富なメンバーが複数サポートに入ります。
- 体験者の声
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・コロナで田舎の実家に帰れない事もあり、とても素晴らしい自然の中で「身体的な冒険」と「知的な冒険」が体験出来ましたので、本当に楽しかったです。スタッフの皆様もとても素晴らしい方々で安心出来ました。 ・子どもの時の記憶が少し蘇り、私自身もとっても楽しかったです。 ・ご指導いただきました先生、スタッフの方のお声掛けがとても良かったです。
- 対象年齢
小学4年生~中学3年生小学3年生以下は高学年以上向けの内容であることをご理解いただければ参加可
- 学べる要素
考えるチカラ
- 開催日時&残席状況
(◯:あきあり △:あとわずか ✕:満席) 05月03日(土) 10:00-15:00 (○)
- 開催場所
秋川流域で地球のダイナミックな歴史を感じられるフィールドと、研究拠点としての戸倉しろやまテラス「ジオ室」
- 集合場所
下宿会館マップはこちら
【電車の場合】JR武蔵五日市駅下車、「沢戸橋」バス停下車(徒歩2分)【車の場合】中央道八王子ICより17キロ、現地に無料駐車場あり
- 定員
15組(1組=子ども1名、大人1名)
- 提供元
- 持ち物/服装
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・長袖、長ズボン(汚れてもいい、体を動かしやすい格好) ・濡れてもよい運動靴・長靴・マリンシューズ(ルートの中で沢に入る可能性があります) ・替えの運動靴と靴下(上記が濡れるかもしれないので) ・帽子 ・小さめのリュック(お子様が荷物を持つ場合) ・雨ガッパ(山の天気は変わりやすいので必須) ・タオル ・飲み物 ・筆記用具 ・昼食用のお弁当 ・レジャーシート ・健康保険証
- 当日のスケジュール
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10:00-10:15 オリエンテーション(下宿会館)
10:15- 会館出発
10:30-11:30 フィールドワーク
※刈寄滝にて断層見学、サンプル採集
12:00 ランチ(下宿会館)
12:45-13:15 椀がけ
↓ジオ室へ移動
13:45-14:45 顕微鏡+見学
14:45-15:00 クロージング
- 備考
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・少雨決行となります。台風などで開催不可の場合のみ、その時点で代替可能な日程を前日の夕方までにご連絡を差し上げます。 ・フィールドツアーで訪れる場所は、探求学習&アドベンチャー体験(滝遊び編)と重複する場所があります。そちらの体験にご参加済みの方はご留意いただければ幸いです。